エイジング
慣らし運転が終わると変わるモノ
最近、オーディオ・アンプを購入しました。もちろん何百万もするようなものでは無いです。試聴もせずに買うという、思い切ったことをやりました。CASACASAでソファをお買上げいただいているお客様と同じ思いを体験したといってもいいかもしれません。LIEDというソファなどはレビューもあるので判断材料になりますが、購入したアンプはマイナーなガレージメーカーのため、レビューらしきレビューもほぼ無い状態でした。
届いた当初はなんともモコモコとした音で、正直(やっちまった…)と思いました。今まで使っていた古いアンプのほうがいい音をしていたくらいです。
困ったものだ、と思いつつもその新しいアンプで音楽を聞くこと2週間ほど。ある日、古いアンプにつなぎ変えてみたら、(おや? )となりました。新しいアンプの音がいつの間にか古いものよりも遥かにいい音を奏でていたのです。
こういった機器には「エイジング」という、慣らし運転のような期間があり、その期間を過ぎると本領を発揮する、というのは耳にしていたのですが、そういうのって微妙なものだろうと思ってナメていましたね。
車でも慣らし運転期間が過ぎるとよく走るようになる、と言われていますね。使い込むことで良くなるモノ、というのはもっててどんどん愛着がわくものです。家具では「アンティーク」なものなどもそういった類のものでしょうね。
CASACASAの家具も、使っていくうちにどんどん愛着がわくようなものを目指して行きます。
…あ、明けまして御目出度う御座います。